中小企業の支援に特化した京都市西京区のいろは社会保険労務士事務所(労務管理の相談、就業規則、未払残業の対応、助成金、社会保険の手続き、障害年金申請)

TEL番号090-1021-9067

お問い合わせ

ブログ

女性の『年収の壁』について思ったこと(※厳密には女性に限られることではありません)

法改正

先日新聞で、パート女性の就業に関する民間シンクタンクの野村総合研究所の調査結果を見ました。

夫がいてパートやアルバイトで働く女性のうち、年収を一定額に抑えるため勤務を控える「就業調整」をしている人が、全体の61.9%に上るということです。

この人たちに「年収が一定額を超えても手取りが減らなくなった場合、今よりも働きたいか」と尋ねると、

「とても思う」36.8%
「まあ思う」42.1%
「あまりそうは思わない」17.6%
「まったくそう思わない」3.6%

で、8割近くの人が労働時間を増やす意欲を持っているとのことです。

現状、税や社会保険料負担が生じる100万円(住民税)、103万円(所得税)、106万円(社会保険)、130万円(社会保険)、150万円(配偶者特別控除)などの『年収の壁』があることから、上記の回答結果になっているものと思われます。

最近国民年金の納付期間の延長(40年→45年)の議論がされ始め、不公平と言われている国民年金第3号被保険者制度など、昭和の時代に骨格が作られた既存の制度を見直し、より働きやすい柔軟な『壁』にしていく時期が来ているように感じます。

090-1021-9067

相談無料

お問い合わせ

メールでは24時間受付しております。