年金のもらい忘れありませんか?
先日、年金受給の方が亡くなり、その遺族の方から死亡後に行う年金手続き(未支給年金請求手続きおよび受給権者死亡届と言います。)の依頼がありました。
手続き自体はそれほど難しいものではありませんが、年金事務所に出向いたり、必要書類の準備等が煩雑ということで依頼を受けました。
少し前の話になりますが、2017(平成29)年8月1日から、年金を受けとるために必要な期間(保険料納付済等期間)が25年から10年に変更になり、年金を受け取れる対象者が広がりました。
対象が広がったことについて、対象となる方には年金事務所より通知が届いているはずですが、1人暮らしの高齢者で書類を確認できていなかったり、うっかり書類を破棄してしまった等で手続きができておらず、本来もらえるはずの年金を受給できていないままになっている方も相当数いらっしゃることと思います。
先程の方もこちらに該当し、今回の手続きの中で請求漏れが判明しました。未支給年金の請求と併せて手続きをしたところ、別途60万円以上の年金を遺族の方が受け取れることになりました。
このブログをご覧いただいている方でも、ご両親、ご祖父母等の身近な方にこのようなことが起きているかもしれません。年金受給には時効がありますので、気になる方がいらっしゃいましたら、お早めに年金事務所等でご確認されることをお勧めします!