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【いろは衛生委員会】インフルエンザの薬の種類

薬剤師コラム

こんにちは、いろは社労士事務所の提携薬剤師です。

ここ最近のインフルエンザの流行に早速我が家も乗って、子供3人ともインフルエンザにかかりました。大人がかからなかったのがせめてもの救いです。

そこで今回はインフルエンザの際に出されるお薬、抗インフルエンザ薬についてまとめてみたいと思います。

インフルエンザ薬の種類

インフルエンザのお薬には飲み薬、吸入薬、点滴と3つの種類があり、服用回数や服用日数がそれぞれ違ってきます。

それではそれぞれのお薬の特徴についてまとめていきます。

タミフル(オセルタミビル)

一番有名な抗インフルエンザ薬ではないでしょうか。

ジェネリックも販売されており、名前はオセルタミビル「メーカー名」となっています。

飲み薬の中では唯一粉薬(ドライシロップ)も存在しているため、乳幼児は主にタミフルドライシロップが処方されることが多いでしょう。

ちなみに我が家の2歳5歳もタミフルドライシロップが処方されました。

  • 飲み薬(カプセル、粉あり
  • 1日2回 1回1カプセル 5日間服用(ドライシロップは体重によって量変更)
  • ジェネリックあり

ゾフルーザ

一番新しい抗インフルエンザ薬です。1回の服用で良いとのことで、販売当時はたくさん処方されていましたが、耐性株が出やすいとの情報もあり、処方するのに慎重になっているように感じられます。

今は錠剤だけですが、顆粒の販売も準備(R5.2現在)されているとのことで、今後小児などへの処方も増えるかもしれません。

  • 飲み薬(錠剤、顆粒は準備中)
  • 1日1回 1〜4錠(体重により変動)1日間服用 ※1回の服用で終了

リレンザ

飲み薬ではなく、吸入タイプのお薬です。

ディスクといったお薬が入ったシートみたいなものを吸入器に入れて吸入を行うのですが、慣れていない人にとっては操作しづらく、面倒臭いかもしれません。

  • 吸入薬
  • 1日2回 5日間 専用の吸入器を用いて吸入を行う

イナビル

こちらも飲み薬ではなく吸入のお薬です。

同じ吸入薬のリレンザは5日間吸入を行わないといけませんが、こちらのお薬は1回のみの吸入だけで済むということで、利便性からよく処方されているのを見ます。我が家の小3の子供も今回イナビルが処方されました。

処方されたら薬局内で1回吸入して終わりとしていることが多く、途中で吸入をやめてしまったなんてことが起きなくて、親としても助かります。

  • 吸入薬
  • 1日1回1〜2容器を吸入(年齢によって変動)※1回の吸入で終了

ラピアクタ

飲み薬、吸入薬が無理な人に点滴として出されます。

  • 点滴
  • 1日1回 15分以上かけて点滴を行う ※基本的に1回のみ

インフルエンザにかかった時の注意点

インフルエンザにかかった場合、早めに上記の抗インフルエンザ薬を使用することで症状が早めに軽快します。

上記のお薬は基本的にウイルスが増殖するのを抑えるため、発病から2日以上経って、ウイルスが増殖してしまっている状態ではあまり効かないのです。

しかし熱が出たからすぐに病院に行っても、インフルエンザの検査で陰性になってしまうかもしれません。

そのため症状が出てから12時間後〜48時間以内に病院に行くのが一番効率が良いでしょう。

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