キャリアアップ助成金(社会保険適用時処遇改善コース)の計画届受理状況が公表されました
◆9,241社が計画届を提出
厚生労働省は、「年収の壁・支援強化パッケージ」キャリアアップ助成金の計画届受理状況(令和6年4月末時点)の取りまとめを公表しました。
キャリアアップ助成金(社会保険適用時処遇改善コース)は、パートタイマーやアルバイトの収入が一定額を超えた場合に社会保険料の負担が発生してしまうため、いわゆる「年収の壁」を意識せずに働くことができるように整備したときに助成されるもので、昨年10月20日に計画届の受付を開始しました。
4月末までに本助成金の計画届を提出した企業件数は9,241件でした。企業規模別では、100人以下の企業が7,096件、101人~500人の企業が1,330件、501人以上の企業が815件でした。
また、本助成金に取り組む予定の労働者数は225,580人でした。メニュー別では、手当等支給メニューが62,946人、労働時間延長メニューが126,689人、併用メニューが35,945人の労働者を予定しています。
キャリアアップ助成金(社会保険適用時処遇改善コース)は、令和7年度末までに新たに被用者保険を適用した労働者を対象とする措置となっています。活用を検討する際に参考にしてみてはいかかでしょうか。
【厚生労働省「年収の壁・支援強化パッケージ」キャリアアップ助成金 計画届受理状況の取りまとめ (令和6年4月末時点)】
https://www.mhlw.go.jp/content/001258994.pdf